日光がエイジングケアに与える影響に関して
日光が体に与えるメリットとデメリット|上手な日光のあたり方
日光に含まれている紫外線にはA波とB波があり、A波は肌の奥にまで届いて肌に弾力を与えているコラーゲン繊維を破壊し、肌にシワができる原因となっています。一方のB波は肌表面を赤くして細胞を傷つけてしまうので炎症を起こしたりシミを起こす原因となっています。
肌が老化する原因はこの紫外線によるところが多いため、エイジングケアの為には紫外線を浴びないようにすることが大切なのです。
また紫外線に当たると体の細胞を老化させる活性酸素が多く発生します。紫外線は肌だけではなく体も老化させてしまうのです。しかし日光は体に害を与えるだけではなく有益な面もあります。
日光にあたると体の中でビタミンDが作られます。ビタミンDは骨を作るのに欠かせない物なので、不足すると骨粗しょう症など骨がもろくなる病気になりやすくなります。
特に閉経期を迎えた女性はそれまで骨を強くする働きをしていた女性ホルモンが減るため、骨量が急激に減少します。そのため骨を丈夫にすることは女性にとってとても大切なことです。
エイジングケアの為には日光には余りあたらないほうが良いので普段から日焼け止めを塗ったり、UVカット機能のある帽子やアームカバーなどでしっかり顔や体を防御しておく事が大切です。特に4月から10月までは紫外線が強い季節なのでしっかり防御するようにします。
そのかわり時間を決めて1日に10分程度直射日光にあたるようにしましょう。体全体で浴びる必要はなく体の一部で充分です。特にお勧めなのが手の平です。
手の平は角質が厚くシミやシワが出来にくい部分なので紫外線の害を受けにくいのです。また夏なら木陰で30分程度過ごしたり、冬は暖かい日に1時間くらい外をウォーキングすると必要な紫外線を浴びる事ができます。
ガラス越しで日光を浴びる場合は紫外線量が減ってしまうので、浴びる時は外に出てしっかり浴びたほうが効果的です。