ナールスゲンの魅力
エイジングケアに悩む皆様のおすすめのエイジングケア成分は何ですか?
ナイアシンアミド?ヒト幹細胞培養液エキス?レチノール?CICA?今となっては、様々な成分をよく耳にしますよね。私もナイアシンアミドやビタミンC誘導体入りの化粧品を使ったりしています。
そして、私が使っている化粧品の中で、他の化粧品ではほとんど見たことがないエイジングケア成分があるのですが…「ナールスゲン」って知っていますか?私も初めて知って、調べてみたんですけど、エイジングケア世代がまさに欲しい成分なのです。今日はそんなナールスゲンの魅力をご紹介したいと思います。
ナールスゲンとは?
ナールスゲンの魅力を語るためにもまずはナールスゲンが何なのか、ということから説明しますね。
ナールスゲンは京都大学と大阪公立大学(元:大阪市立大学)の共同開発により発明されたアミノ酸誘導体のエイジングケア成分です。
ナールスゲンは、お肌にもたらす効能のメカニズムが解明されている珍しい成分なのです。
そのメカニズムとは、
まず、ナールスゲンはお肌の細胞にある程度のストレスを送ります。するとお肌は「あれ?危険かもしれない?」と察知し、そのストレスをはねのけるためにお肌内部にあるコラーゲンやエラスチンやHSP47などの産生のサポートをします。
そして、お肌のハリやツヤが蘇ってくるというわけです。
ちなみに、「ストレス→肌が危険と察知→蘇る」というメカニズム自体は、美容医療などにも応用されています。
このように、ナールスゲンはお肌の内側からキレイを創り出すエイジングケア成分なのです。
ナールスゲンの6つの魅力
ナールスゲンには様々な魅力があります。今回は7つ紹介したいと思います。
1.コラーゲンを2倍以上に増やす
ナールスゲンはコラーゲンを2倍以上、エラスチンを1.5倍以上、HSP47を1.3倍以上に増やすという実験結果があります。
コラーゲン、エラスチン、HSP47はどれもお肌の弾力に繋がる成分で、エイジングが進むとともにその産生力は衰えていくとされています。ナールスゲンにはそれらの産生力をアップさせる役割があるので、お肌の弾力やツヤに効果的なのです。
お肌の水分を保持する役割のヒアルロン酸や、HSP70を増やす効果もあります。
2.ビタミンCと相乗効果が!
ビタミンCと一緒に使うことで、コラーゲンをさらに増やす相乗効果があります。化粧品にはビタミンC誘導体が配合されているものを前後に使ったり、ナールスゲンもビタミンC誘導体も配合されているものを使うことがおすすめです。
3.分子量が小さいから角質層の奥深くまで浸透
従来のコラーゲンは分子量10万~40万、低分子コラーゲンは分子量500~3000、ナールスゲンはそれらよりももっと分子量が小さい331ドルトンのサイズ。
そのため角質層の奥深くまで浸透していきます。
4.お肌のハリと水分量はアップ!
ナールスゲンは使い続けることで、お肌のハリはさらに弾力を増し、水分量は増加したという実験結果があります。どちらの実験でも8週間以上使い続けた結果のため、使い続けることに意味のある成分とも言えます。
5.紫外線ダメージからお肌を守る
紫外線ダメージから細胞を守る働きもあります。紫外線を乱反射させたり、吸収するわけではないのですが、光老化からお肌を守る効果があるのです。
6.抗酸化作用でサビない体へ
ナールスゲンはグルタチオンを産生するサポートもすることがわかっています。グルタチオンは抗酸化作用や美白作用の効果がある成分です。
まとめ
このように、ナールスゲンは6つの魅力のあるエイジングケア成分です。私も実際に今の化粧品にナールスゲンが配合されているものを使っていますが、お肌がしっかりうるおっている感じがしています。
よく使うエイジングケア成分の中に、ちょっとマイナーかもしれませんがこのナールスゲンも入れてみてはいかがでしょうか。