ほうれい線を消す方法は?
50代になると誰もが思いますよね。「このほうれい線は消せないの?」って。
40代あたりまでは、あまり目立たないと感じていたほうれい線が、50代になってからはなんだか一気に深くなったような気がして、今では半ばあきらめの気持ちもありつつ、しかしまだ抗っていたい気持ちもあります。
50代の読者の方は、いかがでしょうか?
今日はそんな私がどうにかしてほうれい線を消す方法はないのか色々探してみた結果をご紹介したいと思います。
ぜひあなたのほうれい線にお役立てください。
1.ほうれい線の原因
ほうれい線の対策をするなら、まずはその原因を知らなければ闇雲な対策になってしまいますよね。
ほうれい線が目立ってしまう主な原因は顔のたるみです。
そのたるみも主に3つの原因に分かれます。
- 真皮の衰え
- 表情筋の衰え
- 皮下脂肪の衰えや肥大化
これらは、以下のようなプロセスからゆっくりと衰えていきます。
1)自然な肌老化
年齢とともに肌はコラーゲンやエラスチンといった組織を構成する成分の減少が起こります。これにより肌のハリや弾力が低下し、ほうれい線が深くなることがあります。
2)表情の繰り返し
顔の表情を繰り返し行うことで、特定の部分にしわができることがあります。特に笑顔や笑ったときの口の動きが、ほうれい線の形成に影響を与えることがあります。
3)紫外線ダメージ
長時間の紫外線への曝露は、肌の弾力を低下させ、ほうれい線を促進する要因となります。紫外線は肌のコラーゲンを分解し、皮膚の老化を早めます。
4)乾燥
肌が乾燥すると、水分を保持する能力が低下し、ほうれい線がより目立つようになります。保湿不足は肌の健康に悪影響を与えるため、適切な保湿が重要です。
自然な肌老化は万人が抗えないものにはなりますが、紫外線ダメージや乾燥の対策をすることで、進行を遅らせることは可能です。
そして、それらを行うことは、真皮の衰えの進行を遅らせることでもあり、ひいては顔のたるみの進行を遅らせることでもあるのです。
表情の繰り返しは、いわゆる「表情癖」と言われるものですが、意識をすることで、癖ではなくすることが改善になります。
2.ほうれい線を消す方法
先に述べたようなほうれい線を作る原因を潰していくと、ほうれい線を消すことができるのかというと、そうではありません。
何故なら、真皮の衰えを回復することはできないからです。
では、ほうれい線を消すにはどのような方法があるかというと、スキンケア、顔のマッサージ、美容医療でのアプローチが可能です。
1)スキンケア
深くなったほうれい線は前述したように真皮の衰えが原因ではありますが、乾燥していることでより目立っている可能性が高いため、保湿をすることで目立ちにくくすることができます。
また、適切なスキンケアを行うことは、ほうれい線の進行を遅らせることにも繋がりますので、ほうれい線が目立って嫌だと思う方は、徹底的に正しいスキンケアを行いましょう。
2)顔マッサージ
顔マッサージは血行を促進し、筋肉をほぐすことでほうれい線の軽減に効果があります。適切なテクニックで行うことで、肌のリフトアップや弾力向上を促進することができます。しかし、劇的な変化や即効性を感じづらいかもしれません。リンパマッサージや、顔の体操などは長期間続けることで、効果が期待できるかもしれません。
3)美容医療
深いほうれい線の改善を望む場合、美容医療の専門的なアプローチが即効性かつ劇的な変化があるということで、最近人気となってきました。
美容医療というと、メスを使って切る処置というイメージがあるかもしれませんが、最近では注射やレーザーといった切らない処置もできることから、広い世代に支持されています。
ほうれい線を消すにあたって切らずにでき、初心者にもオススメな美容医療はヒアルロン酸注射とボトックス注射です。
①ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸をほうれい線の部分に注入し、肌をふっくらとさせる方法です。効果は即効性があり、一定期間持続します。
②ボトックス注射
ボトックス(ボツリヌストキシン)を使用して、表情筋の動きを一時的に抑制する方法です。これによりほうれい線の深さを軽減することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
複数のほうれい線を消す方法をご紹介しましたが、本当に改善を望むのであれば、どれか一つだけを行うのではなく、複合的に様々なアプローチを行うことが一番効果的だと考えられます。
ほうれい線を消したい方、今回ご紹介した複数の対策で、一緒に抗っていきましょう。